
卒花の失敗談から学ぶ!後悔しないフォトウエディングの選び方
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この記事を書いた人
CoCo-La Wedding編集部 とみん
一生に一度のステキな思い出を写真に残す「フォトウエディング・前撮り」。修正や加工も簡単にできる時代ですが、後悔のない一枚を残したいですよね。そこで、先輩カップルの失敗・後悔したエピソードをもとに、フォトウエディング・前撮りを選ぶ時のポイントや注意点をまとめました。ワンポイントアドバイスや最近のトレンドも参考に、フォトウエディング選びをしてくださいね♪
この記事を読むと分かること&できること
- フォトウエディング選びで気をつけるべき注意点が分かる。
- 先輩カップルが後悔した失敗談を知ることができる。
- フォトウエディングの最近のトレンドが分かる。
\ 先輩カップルの失敗・後悔は何? /
フォトウエディングで残念だったこと
まずは、卒花・先輩カップルがフォトウエディングや前撮りで残念だったこと・失敗したことはなんだったのか、ウエディングパークが運営する「Photorait(フォトレイト)」が実施した「フォトウエディング・前撮りに関する実態調査」から見てみましょう!

Photorait「フォトウエディング・前撮り」に関する実態調査(2023年2月)よりhttps://www.photorait.net/special/374
アンケートを見ると、下位になると割合は拮抗していますが、先輩カップルの声でいちばん多かったのは「料金・価格」について、次が「衣装・ドレス」に関するもの、3番目が「ヘアメイク」、4番目が「撮影の恥ずかしさ」でした。2023年の調査のためコロナ関連の回答が入ってきていますが、「準備不足」の声もありました。
失敗談から学ぶフォトウエディングの選び方

ここからは、アンケート調査で多かった「料金・価格」「衣装・ドレス」「ヘアメイク」「撮影の恥ずかしさ」「準備不足」の各項目ごとに、同じ失敗や後悔をしないためにはどう気をつければ良いのか、そのポイント・注意点をお伝えします!CoCo-La Wedding編集部では、卒花・先輩カップルのリアルな声も集めましたので、そのエピソードも合わせてチェックしてみてくださいね。
フォトウエディングの失敗談その①『予想していた料金より高くなった』
卒花・先輩カップルの声
「枚数を増やすと増額、データ化すると増額など、最初から説明があまりなく撮り終わってから、価格を吊り上げられた。」
「ドレスにこんなにも価格差があるのかと愕然とした。妥協するのに時間かかった。」
「気に入った写真が多く、事前に料金に含まれていた枚数を超えると追加で料金が掛かってしまった。」
「ロケーションフォトをした時に、プラスαの料金がかかった。」

料金で後悔しないためのフォトウエディングの選び方・注意点
『最終的な総額を確認し、追加料金やキャンセル規定をチェックする』
- 基本料金だけでなく追加料金もチェック
フォトプランには追加料金が発生することがあります。例えば、土日祝料金やデータ納品による追加料金、衣装のランクアップや小物レンタル料、ほか、新郎のヘアメイクが別料金のことも多いです。契約する前に、含まれているもの含まれていないものを明確にしましょう。 - データやアルバムなどの納品内容を確認
「撮影データがもらえると思っていたら、アルバム台紙一枚だけだった」などの、納品方法の誤解がトラブルになることもあります。撮影したデータは全てもらえるのか、追加購入の場合の料金はいくらになるのかなどをチェックしておきましょう。 - 撮影場所の申請費や出張費の発生有無
フォトスタジオでの撮影とロケーション撮影とでは料金が異なり、ロケ地によっては事前申請や許可取りの費用、別途出張費が発生することもあります。希望するロケーションフォトスポットがある場合には、事前に確認しましょう。 - キャンセル料や日程変更の条件はないか
体調不良や悪天候などの不測の事態で撮影が難しくなることもあります。キャンセル料はいつから発生するのか、日程変更する場合には条件はあるのかなどを把握しておくことも大切です。 - 複数のフォトプランを比較してみる
3社以上のスタジオでフォトプランを比較してみましょう。必要な項目がそれぞれどれくらい含まれているか、安さだけではなく、総合的に判断し最適なプランを選びましょう。
予想外の出費を避けるための節約のコツ
- 土日祝以外の日程を選ぶ
- オフシーズンや早朝プランを検討する
- 人気のロケーションスポットを避ける
- 特典やキャンペーンを活用する
Photorait(フォトレイト)が実施した「フォトウエディング・結婚式前撮りの実施に関するアンケート調査」によると、2023年4月〜2024年3月に結婚し、フォトウエディング・前撮りを実施した方1,313名のフォトウエディング・前撮りの平均費用は約26万円でした。
必要なものを削ぎ落とせば料金は安くなりますが、「もっとこだわれば良かった」と後悔もしたくないですよね。譲れないところを明確にしておき、優先順位をつけて見極めていきましょう♪
フォトウエディングの失敗談その②『もっと多く衣装を着たかった』
卒花・先輩カップルの声
「新作ドレスを着たのはいいものの、腕が全部出るタイプで、太い二の腕の写真が残ってしまったので、もう少しあれこれ着ればよかった。」
「サイズ展開が少なく、選べるドレスが少なかった。」
「和装をはじめ準備したのですが、洋装も良いなと途中で思ったのでどちらも着れるプランにすれば良かった。」
「予算の関係で、たくさんは着られなかった。」

衣装で後悔しないためのフォトウエディングの選び方・注意点
『衣装の選択肢が多いか、追加料金や試着できるかどうかを確認する』
- プランに含まれる衣装点数やグレードを確認
基本のフォトプランには新郎新婦の衣装が含まれていることが多いですが、グレードの高いドレスや和装、またカラードレスを追加したりなどする場合には別料金が発生する場合があります。「追加料金はいくらか」「何着まで無料なのか」「新郎の衣装も追加できるか」などを事前に確認しておきましょう。 - 試着できるか、当日レンタルできるか
事前に衣装選びや試着ができるフォトスタジオを選びましょう。人気の衣装は予約が埋まりやすいため、撮影日に希望するドレスがレンタルできるかどうかの確認も忘れずに。自分に合うサイズが揃っているかも大切です。 - 和装・洋装の組み合わせを検討
和装も着たい場合は、プランに含まれているのか、和装・洋装の両方とも選べるのかどうかを確認しておくとよいでしょう。また、和装は着付けに時間がかかるため、撮影スケジュールを考慮しておくこともポイントです。 - 衣装チェンジと撮影時間のバランス
衣装チェンジに時間がかかると撮影時間が短くなり、撮影バリエーションが少なくなってしまうこともあります。複数の衣装を着たい場合には、着替えの時間も把握しておきましょう。
衣装をたくさん着るためのコツ
- 小物を加えてバリエーションを増やす
- 追加オプション無料や割引キャンペーンを狙う
- 事前に衣装や小物の組み合わせを決めておく
前述の「フォトウエディング・結婚式前撮りの実施に関するアンケート調査」では、衣装を2着以上着用した方が全体の約62%を占めていました。前年対比で1着が1.7ポイント増加、2着が3.9ポイント減少していますが、3着以上が2.6ポイント増加しており、複数着用される方はより多くの衣装を着用する傾向がありました。
フォトスタジオによっては選べる衣装のラインアップが少ないこともあります。希望の衣装パターンを事前に検討してからスタジオとフォトプラン選択をして、「着たかった」という後悔がないようにしたいですね♪
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フォトウエディングの失敗談その③『イメージ通りのヘアメイクにならなかった』
卒花・先輩カップルの声
「あまり今風のヘアメイクにならずよくある感じで少し残念でした。」
「もう少しちゃんと打ち合わせればよかったと思った。」
「プロの割には自分でしたのと変わらない仕上がりだった。」
「時間が押しててメイク崩れてるのを直して欲しかったけど言い出せなかった。」

ヘアメイクで後悔しないためのフォトウエディングの選び方・注意点
『理想イメージをしっかりと共有し、事前準備を怠らないようにする』
- 事前に理想のイメージを明確に伝える
理想とするイメージを明確にして、「思っていたのと違う…」という後悔をなくしましょう。SNSや雑誌でヘアメイクの画像を集め、ヘアメイクスタッフに伝えることで、仕上がりイメージを共有することができます。 - ヘアメイクのリハーサルを依頼する
ぶっつけ本番だと、気に入らなくても当日の修正が難しい場合があるので、事前にヘアメイクのリハーサルができるフォトスタジオを選ぶのもポイント。肌質や髪の悩みなども相談し、納得のいく仕上がりになるか確認しましょう。 - メイク持ちやヘアセットの崩れにくさ
ロケーション撮影や長時間の撮影でヘアメイクの崩れが懸念される場合は、それも考慮してもらいましょう。特に外ロケでは風や湿気の影響を受けやすいので、崩れにくいヘアセットにしてもらうのも一つの方法です。 - 得意なメイクの傾向をチェック
ナチュラルメイクが得意、韓国風メイクができるなど、フォトスタジオやスタイリストによって特色が異なるので、自分の理想のスタイルに合ったところを選びましょう。 - 新郎のヘアメイクの確認も忘れずに
新婦のヘアメイクはプランに含まれていて、新郎は別料金という場合が多いので、新郎もヘアメイクを希望する場合には、追加料金やできる内容について確認しましょう。
ヘアメイクの失敗を防ぐコツ
- 当日のヘアメイク時間に余裕を持つ
- メイク道具を持参して自分で手直し
- 遠慮せずに気に入らないところを伝える
ヘアメイクは写真の印象に大きな影響を与えるため、後悔する声も多く聞かれます。事前のイメージ共有と率直なコミュニケーションで、満足のいくヘアメイクを実現させましょう♪
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フォトウエディングの失敗談その④『思いのほか恥ずかしく終始表情が固かった』
卒花・先輩カップルの声
「人前に出るのが苦手なのでずっと表情が固くなってしまった。」
「カメラマンの方のノリについていけなくて、終始強張っていました。」
「ポーズを色々指定されて夫婦一緒にするポーズは気恥ずかしさが勝ってしまい顔がこわばっていた。」
「笑ってと言われるとぎこちなくなるので、上手く笑えませんでした。」

固い笑顔で後悔しないためのフォトウエディングの撮り方・注意点
『カメラに慣れる練習とリラックスを心がけ、撮影をとにかく楽しむ』
- カメラに慣れておく
写真を撮る習慣がないと、いきなりの撮影で緊張してしまうことも多いです。スマホで自撮りしたり、家族や友人に撮ってもらうなどして繰り返し練習して、カメラを向けられても自然に笑えるように準備しておきましょう。 - 自然な会話でリラックス
深呼吸やストレッチをしたり、パートナーと楽しく会話したりして、リラックスした状態で撮影に臨みましょう。自然な会話を楽しむことで、緊張がほぐれやすくなります。好きな音楽を流してもらうことも、リラックスできるひとつの方法です。 - カメラマンとの相性
カメラマンとのコミュニケーションも大切です。相性が良いと自然な表情を引き出してもらいやすいでしょう。カメラマンの人柄や撮影スタイルをホームページや口コミからチェックしてみましょう。 - 動きをつけて撮影する
歩いたり、振り向いたりするような自然な動きのある撮影をすると、こわばりも和らぎ、自然な表情へと近づきます。自分たちが恥ずかしくないポージングをカメラマンに相談してみましょう。 - 無理に笑おうとしない
「笑わなきゃ」と思えば思うほど不自然な表情になりがちです。相手と目を合わせたり、普段通りの2人の姿を心がけながら、とにかく存分に撮影を楽しみましょう。
自然な笑顔をつくるコツ
- 鏡の前で口角を上げる練習をする
- カメラマンからの誉め言葉を素直に受け入れる
- 好きな映画やドラマの楽しいシーンを思い出す
カメラ慣れしていないと笑顔のコントロールは難しいものです。すてきな表情やポーズを心得ているカメラマンのアドバイスに従って、自然な笑顔を引き出してもらいましょう♪
フォトウエディングの失敗談その⑤『結婚式まで時間が無く、あまりこだわれなかった』
卒花・先輩カップルの声
「ダイエットが間に合わず誤魔化せる和装にしたのですが、もっと時間をかけて洋装もしたかった。」
「もっと早くから計画的にすれば良かった。妊娠したので着れるドレスが限られた。」
「ドレスがブカブカだった。そもそも、式場の人たちとの話がぜんぜんうまくいってなかった。」
「費用負担軽減のため当日撮影を選びました。衣装替えの度に撮影だったのでバタバタでした。」

準備不足で後悔しないためのフォトウエディングの進め方・注意点
『早めの予約で、撮影の事前共有や自分磨きの時間を多く確保する』
- 早めの予約と余裕をもったスケジュール
2~3カ月前には予約をし、十分な時間をかけて準備しましょう。特に人気のスタジオやロケーションはできるだけ早めに予約を入れることをおすすめします。また、早めに準備をスタートさせることで、ダイエットや自分磨きに充てる時間も増やすことができます。 - 撮影指示書で明確なイメージを共有
「撮影指示書」を用意して、ポーズやシチュエーション、撮りたいカットをカメラマンと共有しておくと、当日の撮影やヘアメイクをスムーズに進めることができます。 - 衣装やヘアメイクをしっかり確認する
自分に合った似合うドレスを選ぶために、事前に試着してみましょう。試着時間を確保できるように余裕をもって進めることが重要です。 - 予算を適切に配分する
費用を重視しすぎると、思い通りの撮影ができないこともあります。必要に応じてプランのアップグレードやオプションの追加なども検討しましょう。
短い準備期間での失敗を避けるコツ
- ゆっくり撮影しやすい平日撮影にする
- 経験豊富なスタジオやプロに任せる
- 即日対応、最短納品OKなスタジオを探す
卒花で多かったのは「ダイエットが間に合わなかった…」という声でした。また、結婚式で写真を使いたいという場合にはより準備のタイミングが大切になってきます。失敗しないようポイントを押さえておきましょう♪
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フォトウエディングのトレンドも選び方の参考にしよう
ここからは2つのフォトウエディングトレンドをご紹介。トレンドを取り入れてフォトウエディング選びをしてみましょう♪
※フォトウエディング・前撮りのクチコミ情報サイトPhotorait(フォトレイト)が実施した「フォトウエディング・前撮り撮影に関する調査(2025年1月〜12月に結婚予定者)」「フォトウエディング・結婚式前撮りの実施に関するアンケート調査(2023年4月~2024年3月に結婚した既婚者)」を参考にしています。
家族も一緒に祝うフォトウエディングへの関心の高まり
近年は、多様なスタイルの撮影ニーズが生まれています!「どのようなスタイルでフォトウエディング・前撮りを実施しましたか」というヒヤリングでは、全体の約2割の人が、親や子供など家族と一緒に撮影しています。Photoraitのこだわり検索でも「両親の衣装がある」検索結果ページの訪問者数が前年比で120%と増えており、ふたりの写真撮影だけでなく、大切な人々と特別な時間を共有したいという関心の高まりが見てとれます。

引用:JSTブライダルワン(https://bridal1.co.jp/)
撮影場所や撮影方法へのこだわり
「フォトウエディング・前撮りの撮影場所として気になっている場所は?」との問いには「海・ビーチ」が約42%、公園やガーデン・日本庭園・観光スポットが25%前後と、定番のチャペルやスタジオ以外のロケーションフォトスポットも支持されています。Photoraitのこだわり検索でも、「人気スポットで撮影ができる」検索結果ページの訪問者数が前年比140%、「ドローン撮影ができる」も114%と伸びていました。撮影場所や撮影方法に関心を持っていることがうかがえます。
フォトウエディングに失敗した卒花のリアルな声とともに、その失敗を繰り返さないための「フォトウエディングの選び方」のポイントをお伝えしてきました。いずれの失敗談も時間に余裕があれば回避できるものも多いですので、早めの予約と準備を心がけたいですね♪
よくある質問・まとめ
- フォトウエディングの準備期間はどのくらい必要ですか?
- 2~3カ月前には予約をし、十分な時間をかけて準備しましょう。特に人気のスタジオやロケーションはできるだけ早めに予約を入れることをおすすめします。また、早めに準備をスタートさせることで、ダイエットや自分磨きに充てる時間も増やすことができます。
準備不足で後悔しないためのフォトウエディングの進め方・注意点へ - フォトウエディングの衣装選びで失敗しないためにはどのような点に注意すべきですか?
- 基本のフォトプランには新郎新婦の衣装が含まれていることが多いですが、グレードの高いドレスや和装、またカラードレスを追加したりなどする場合には別料金が発生する場合があります。「追加料金はいくらか」「何着まで無料なのか」「新郎の衣装も追加できるか」などを事前に確認しておきましょう。
衣装で後悔しないためのフォトウエディングの選び方・注意点へ - フォトウエディングが恥ずかしい。解決方法はありますか?
- 歩いたり、振り向いたりするような自然な動きのある撮影をすると、こわばりも和らぎ、自然な表情へと近づきます。自分たちが恥ずかしくないポージングをカメラマンに相談してみましょう。
固い笑顔で後悔しないためのフォトウエディングの撮り方・注意点へ