ウエディングドレスのサイズ選び♡私にぴったりの「号数」を知ろう
この記事を書いた人
CoCo-La Wedding編集部 とみん
ウエディングドレス選びは心躍る反面、サイズ選びに不安を感じる方も多いでしょう。普段の洋服感覚でサイズを選ぶと「入らない」なんてことも。だからこそプロの採寸で正確にサイズを把握し、体型に合う一着を選ぶことが大切です。本記事では、ウエディングドレスのサイズ表記である号数の見方や、サイズがない場合の対処法、美しく着こなす姿勢のポイントを解説します。あなたが最も輝く一着に出会えるよう、参考にしてください♪
この記事を読むと分かること&できること
- 自分にぴったりのドレスのサイズ選びができる。
- ウエディングドレスのサイズ表記が理解できる。
- プロと進める採寸と試着のポイントが分かる。
- ドレスのサイズがない時の対処法が分かる。
- ウエディングドレスのきれいな着こなし方が分かる。
体重×身長だけでは正確じゃない!ウエディングドレスのサイズとは?
国内メーカーのウエディングドレスのサイズ表示は「号」で表示されるのが一般的です。普段着の「S」「M」「L」サイズ表示とは異なるため、具体的なサイズ感が分かりにくいかもしれません。
サイズ選びで戸惑わないように、ウエディングドレスの「号数」表示について詳しくみていきましょう♪
ドレスのサイズ表記は「号数」が一般的
例えば、同じ身長・体重でもウエストの細さやバスト・ヒップのふくらみ方は人それぞれですよね。
そのため、号数は「身長や体重」ではなく「身体のシルエット」により近い バスト・ウエスト・ヒップの寸法 をもとに設定されています。
ウエディングドレスのレンタルショップでは、日本人の体型に合わせて「7号・9号・11号」サイズを豊富にそろえています♪ただし、同じ号数でもメーカーやドレスのライン、素材によって着心地やフィット感は変わります。また、花嫁さんの身長や骨格によっても似合うサイズは違ってきますので、サイズ表は目安として考えましょう♡
以下は、号数サイズ表です。(各数値の単位はcm)
| 号数 | バスト | ウエスト | ヒップ |
|---|---|---|---|
| 5号 | 78 | 58 | 88 |
| 7号 | 82 | 62 | 92 |
| 9号 | 86 | 66 | 96 |
| 11号 | 90 | 70 | 100 |
| 13号 | 94 | 74 | 104 |
| 15号 | 98 | 78 | 108 |
参考:チュノアウェディング「採寸について」(https://www.ydcp.jp/)
普段の洋服サイズとは少し感覚が異なる点にも注意が必要です。一般的には「9号」がMサイズ、「7号以下」が細身のXSサイズ、そしてLLサイズに相当するのは「15号~19号」あたりとなっています。号数選びの参考にしてくださいね♡
ドレス丈は「R」「T」で表示
ウエディングドレスの号数表には「7R」「9T」「11TT」など、号数とアルファベットがセットになって表示されていることがあります。このアルファベットは身長区分を表しており、ドレス丈の目安です。
具体的には「R」は155cm前後の小柄さん向け、「T」は160cm程度の標準さん向け、「TT」は170cm前後のトールさん向けです。表示に「9T」とあれば、9号サイズで身長160cm前後の花嫁さんにぴったりという意味です。
ウエディングドレスのドレス丈は、7cmヒールを履いた状態で、裾が床に軽く触れる長さに設定されています。同じ号数でも身長によって最適な丈は異なると覚えておきましょう♪
なお、ドレス丈はヒールの高さやパニエのボリュームでも変化します。なりたいシルエットに合わせて、適したサイズを選びましょう。
インポートドレスはサイズに注意
海外のウエディングドレスは国ごとにサイズ規格や表記が異なります。アメリカでは「2・4・6」、フランスやイタリアでは「38・40・42」などと表記されます。
これらはそれぞれの国民の骨格に合わせて定められており、ウエスト65cmだったとしても、日本人の体型には合わないことがあります。
とはいえ、インポートドレスのなかには、日本人用のサイズに仕立てられたものもあります。特に、王室御用達のデザインは格調高く、高級感があり日本でも人気です♡
ただし、上質なシルクやレース素材は伸縮性がほとんどないため、国内メーカーのウエディングドレスを選ぶときより慎重に!
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【プロと進める】ウエディングドレスのサイズ選びは「採寸」と「試着」がカギ
ウエディングドレスの号数の見方が分かったら、次はドレス選びのステップに進みましょう。
サイズ選びはプロの手を借りるのがおすすめ!
ここでは、あなたにシンデレラフィットするドレスをみつける3つのステップを紹介します♪
「採寸」はプロにおまかせ
理想のウエディングドレスをみつけるには、自分のサイズを正しく知ることが大切です。自分でも採寸はできますが、一人で行うとメジャーを水平に保つのが難しく、正確に測れない場合もあります。
ウエディングドレスはミリ単位の差で着姿が変わるため、ドレスショップでプロに採寸してもらうのがおすすめです♪
サイズ選びで基準となるのは、以下の項目です。
- 身長
- 肩幅
- バスト(トップ・アンダー)
- ウエスト
- ヒップ
- ビスチェライン(トップバストの少し上から鎖骨の下あたり)
- 前丈
ドレスのデザインによっては、このほかにも採寸が必要な部位があります。例えば、袖ありデザインなら上腕の太さや袖の長さ、首回りなどもチェックします。
なお、採寸当日は、式で着用する予定のブライダルインナー・シューズ(または同じヒールの高さの靴)を持参すると採寸がスムーズです。
より正確に測るには、採寸時に背筋を伸ばし、猫背にならないよう壁に軽く背を付けるのもポイントです♪呼吸は自然に保ち、息を止めないようにしましょう。
さらに、生理前後は体重の変動が起こりやすいため、採寸を避けるのがおすすめです。
ドレス全体のフィット感をチェック
全体のサイズ感が合っていると思っても、部位ごとによくみると、実はフィットしていないことがあります。ウエディングドレスはデザインやラインによって、特に注意して確認すべき部位が変わるため、試着時には細かくチェックしましょう!
<部位別チェックポイント>
-
デコルテから胸元
- 顔まわりに近いデコルテや胸元は、ゲストからの視線が集まる重要ポイント。
- ビスチェタイプはサイズが大きすぎると、たるみが出たり胸元が浮いたりする。
- ノースリーブタイプは肩まわりのフィット感が甘いと横からインナーが見えてしまう。
-
脇から背中
- ドレスが小さいと、背中のお肉が寄せられて段差のように見えることがある。
- 脇まわりも同様で、お肉がはみ出したり寄ったりしていないかをチェック!
-
ウエストからヒップライン
- ウエストサイズが合わないと、ドレスにしわやたるみが出てしまう。
- 特にマーメイドラインのように身体に沿うデザインでは、ウエストとヒップのフィット感が印象を大きく左右する。
試着時は「サイズが合っているはず」と思っても、部位別に改めて確認することが大切です。ショップのスタッフにプロ目線でしっかりチェックしてもらい、360度どこからみても美しいドレス姿を叶えましょう♪
着心地は動いて確認
より自分の体型にぴったり合うウエディングドレスをみつけるには、ただ鏡の前でチェックするだけでは不十分です。
試着の際は、実際に動いてみたり、さまざまな角度からドレスを確認しておきましょう♡
<試着時のポイント>
-
1.実際に動いて確認する
- 座る、お辞儀をする、手を上げるなど、当日想定される動きを試してみる。
- 余興でダンスや動きのある演出を予定している場合は、その動きも試着時に再現して、ストレスなく動けるかを確かめると安心。
-
2.さまざまな角度からチェックする
- ドレスのラインやデザインによっては、特定の角度で締め付けや、もたつきが出ることがある。
- 横や後ろ姿も含めて、スタッフや付き添いの方と一緒に入念にチェック!
- 写真や動画を撮っておくと、客観的に見え方を判断できるのでおすすめ。
また、せっかくぴったりのドレスが決まっても、急なサイズダウンやアップがあると再調整が必要になる場合も。式まで時間が空く場合は、1ヶ月前を目安に最終フィッティングのタイミングを設けましょう。
前撮りを活用すると「この体型をキープしたい!」というモチベーション維持にもつながります。スケジュール調整の際に心に留めておくと◎
もっと詳しいウエディングドレスの選び方を知りたい方は、こちらの記事がおすすめ!
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【試着前に知っておこう】サイズがないときのスマートな対処法
実は、気に入ったウエディングドレスの「サイズがない」「入らない」というのは珍しくありません。提携ショップの選択肢不足もよくある悩みです。
そこで!事前に知っていると助かる、ウエディングドレスのサイズ選びにまつわる困りごとの解消法を紹介します♪
「サイズが合わない」はよくあることと知っておく
国内メーカーのウエディングドレスは、もともと「補正」を前提にしており、ゆとりを持って作られています。そのため、気に入ったデザインがすぐにぴったり合わなくても、慌てる必要はありません。
基本的な補正方法を以下に紹介します。
- 補正方法 内容
- 身幅調整 バスト・ウエスト・ヒップなど全体のフィット感を整える
- 部分的なサイズ感の改善 バストアップやウエストシェイプ
- 着丈の調整・丈詰め 裾を引きずらないようにする
さらに、トレーンの長さ調節やスカートのボリューム調整で、シルエット自体を理想に近づけることも可能です♡
多くのドレスショップでは、専門スタッフが採寸や補正を行ってくれるため安心ですが、素材やデザインによっては調整が難しい場合もあります。試着の際に「どこまで補正可能か」を確認しておくと、スムーズに準備を進められるでしょう。
補正はサイズを合わせるだけでなく、着心地や全体のラインを美しく整え、自分らしい“シンデレラフィット”を叶えてくれる大切な工程です♪
複数のショップをチェックする
国内でデザインが豊富なサイズ帯は7号~11号が中心です。5号以下や13号以上に対応するウエディングドレスは数が少ないため、そのサイズ帯の方は気に入ったドレスの「サイズがない」こともあります。さらに、式場の提携ショップだけで探すと選択肢はより限られてしまい、「見つからない!」と焦ってしまうことも。
そんな時におすすめなのが、次の2つのステップです。
-
事前に提携ショップをリサーチ
- 式場が決まったら、提携ショップの公式HPやSNSでデザインやサイズ展開をチェック!あらかじめ品ぞろえなどの傾向を知っておくと、試着当日の失敗を防ぎやすくなる。
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提携ショップ以外の候補も用意
- サイズが合うか不安な場合は、提携店以外でデザインやサイズの選択肢が多いお店を探しておく。大きめサイズは「ぽっちゃりさん専門店」。妊娠中は「マタニティ専用ドレス店」がおすすめ。それぞれの体型に合わせたデザインが展開されており、きれいとかわいいの両方を叶えられる。
なお、提携ショップ以外からのレンタルや持ち込みをする場合は、必ず式場に事前確認をしましょう。持ち込み不可や持ち込み料が発生する場合があるため、注意してください。
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サイズぴったりのウエディングドレスは「美姿勢」で着こなし度アップ
エステやダイエットでボディメイクに励む花嫁さんは多いですが、ドレス姿をより美しくみせる秘訣は「姿勢」にもあります。手軽にできるセルフケア・整体・歩き方の見直しで、美しい立ち姿と歩き姿を手に入れましょう♪
美姿勢は毎日のセルフケアで定着を目指そう
日常的なスマホの使用やデスクワークなどで姿勢は崩れがち。姿勢を正す意識づけと、美姿勢を保つ筋力アップで真っすぐな背筋を目指しましょう!
ダイエットやエステなどと並行して、すき間時間にできる手軽な美姿勢トレーニングを紹介します。
【インナーマッスルを鍛えて体幹を安定させる】
- ①つま先と膝を正面に向けて立つ。親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点にバランスよく体重を乗せる
- ②500mlの空のペットボトルを内ももの一番上に挟み、かかとを上げきったところでぎゅっと潰す。おなかとおしりに力を入れて、骨盤を真上に引き上げるイメージで
- ③潰したままかかとを下ろす。上げ下げワンセットで10回繰り返す
朝昼晩3セット。ドライヤーや歯磨き中などの、ながらトレーニングもおすすめです。
【美背中は肩甲骨!肩回し】
- ①骨盤をしっかり立て、おなかをへこませながら胸を引き上げるイメージ。あぐら・イスのどちらでもOK
- ②両手の指先を肩に置き、ゆっくり丁寧に肘を前後に10回ずつ、大きく回す
朝昼晩2~3セット + 仕事の休憩時間など、こまめに取り入れましょう。
姿勢には生活習慣が出やすいため、気づいたときにリセットできるように習慣化できるとより効果が期待できそうですね。
※参考サイト/ゼクシィ、美ST
プロの手を借りて効果的に姿勢を整えよう
美しい立ち姿を叶えるためには、体のゆがみを整え筋肉のバランスを取る「整体」がおすすめです。骨盤や背骨のゆがみが改善されると自然に姿勢が良くなり、さらに顔のむくみやたるみの軽減も期待できます♡
整体を取り入れる時期は、結婚式の3ヶ月前からが理想。最初の1ヶ月は週1回のペースで集中的にゆがみを改善し、その後は2週間に1回のメンテナンスで姿勢をキープしましょう。
整体は姿勢矯正だけでなく、ストレス軽減やリラックス効果も期待できます♪結婚式の1週間前には最終調整を行い、自然で美しい立ち姿で本番を迎えましょう!
当日は足裏全体でしっかり床を捉え、高いヒールを履く場合は骨盤位置をやや後ろに意識するとバランスが取りやすくなります。ぜひ試してみてくださいね♪
※参考サイト/骨美整salon、ほぐすん
優雅な歩き方は練習してマスターしよう
慣れないドレスを身に付けて普段通り歩くのは、意外と難しいものです。エレガントなウエディングドレス姿に近づけるには歩き方を練習しておくのがおすすめ♪
歩幅は小さく、短いステップを意識し、体重をつま先からかかとへ移動させるとスムーズです。足は軽く外側に向け、裾を踏まないよう注意しましょう。目線は常に前を向き、うつむかないことで堂々とした印象になります。
プリンセスラインやAラインなどボリュームのあるドレスは、スカートを前に押し出すように歩くと美しくみえます。スレンダーラインやマーメイドラインなど細身のドレスは、おへその下で軽くスカートを持ち上げ、シューズの先がみえる丈で歩くと上品ですよ♡
また、新郎と腕を組み、歩調を合わせる練習をしておくと、当日は息の合った入退場をゲストにお披露目できます♪
※参考サイト/THE DRESS SHOP、Dresses
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【きれいに差が出る】ウエディングドレスの着こなしはサイズ選びが重要
ウエディングドレスのサイズは、普段の洋服と同じ感覚では選べません。国内メーカーの多くは「号」というサイズ表記を採用しており、バスト・ウエスト・ヒップなどの細かな寸法をもとに作られています。
そのため、採寸や試着ではプロに相談しながら細部までフィット感を確認することが大切です。
ドレスが合わないのは珍しいことではなく、補正やショップ選びで解決できます。また、ぴったりサイズを選ぶのはもちろん、美しい姿勢を意識すると、当日の着姿がぐっと洗練されますよ♡
ウエディングドレスのサイズ選びを成功させて、きれいでエレガントな花嫁さんになりましょう!
よくある質問・まとめ
- 自分の体型に合ったウェディングドレスサイズを見つけるにはどうすればいいですか?
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理想のウエディングドレスをみつけるには、自分のサイズを正しく知ることが大切です。ウエディングドレスはミリ単位の差で着姿が変わるため、ドレスショップでプロに採寸してもらい、全体的なフィット感を見てもらいましょう。
▶【プロと進める】ウエディングドレスのサイズ選びは「採寸」と「試着」がカギへ - ウエディングドレス7号、9号、11号のそれぞれの体重の目安は?
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号数は、バスト・ウエスト・ヒップのサイズを基準に作られています。例えば、同じ身長・体重でもウエストの細さやバスト・ヒップのふくらみ方は人それぞれで、身長や体重だけでは体型の細かな違いが分からないからです。
▶体重×身長だけでは正確じゃない!ウエディングドレスのサイズとは?へ - ウェディングドレスのサイズが合わない場合、どのように対処すればいいですか?
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国内メーカーのウエディングドレスは、もともと「補正」を前提にしており、ゆとりを持って作られています。ぴったり合わなくても、身幅調整や丈詰めなど、専門スタッフが補正を行ってくれるため安心です。また、複数のショップをチェックしておくのもおすすめです。
▶【試着前に知っておこう】サイズがないときのスマートな対処法へ






